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ラムシュタインの炎、映画館は約110分・Blu-rayは142分。日本上映と収録内容の違い

同じメキシコ公演でも、映画館と家で見られる映像は同じ長さではない。日本は11月18日19時に全国一夜限りの上映へ。CDの24トラックとも分けて、日程・音響・収録形態から選び方を整理します。

2019年7月6日、英国Stadium MKでのラムシュタインのライブ。炎の演出と客席を写した資料写真で、2022年メキシコ公演や映画の場面写真ではありません。

2019年7月6日、英国Stadium MKでのラムシュタインのライブ。炎の演出と客席を写した資料写真で、2022年メキシコ公演や映画の場面写真ではありません。 Thargol / CC0 1.0

画像の出典・利用条件

Thargol / CC0 1.0。本文・一覧は写真全体を比例縮小してWebP化。OGは写真全体を縮小し白余白を追加。切り抜き・加筆なし。作品名:190706--rammstein stadium mk.jpg。撮影時期・元画像は出典リンクで確認できます。

日本語要旨(編集部)2022年メキシコ公演を収めたライブ映画。日本は11月5日のプレミア上映と11月18日の全国上映が案内されています。

日本公式ページ掲載の予告編。11月5日の回は終了し、次の全国上映は11月18日です。 出典:日本公式上映案内・予告編 ↗

ステージの上だけでなく、客席のそばにも炎が立ち上がるラムシュタイン。その巨大なライブを収めた映画『RAMMSTEIN LIVE IN MEXICO CITY』は、映画館で約110分、デラックス盤のBlu-rayで142分と、同じ題名でも尺が違う。

「映画を見ればディスクと同じ内容?」「CDだけ買っても映像が付く?」。日本公式の上映案内と商品仕様を並べると、選ぶポイントは単なる長短ではなかった。世界の上映日と日本の日程も分けて、これから見に行く人が迷いやすい部分を整理した。

世界は11月4日、日本の次の上映は11月18日

作品のもとになったのは、2022年10月1日・2日・4日にメキシコシティのフォロ・ソルで行われた3公演。監督はポール・ダグデイルだ。2026年の新しいツアーを中継する催しではなく、当時のライブを映画として見る企画となる。

日本公式の上映案内によると、世界上映は11月4日。日本は11月5日19時の東京・名古屋・大阪プレミア上映に続き、11月18日19時、全国21都市22館で一夜限りの上映が予定されている。11月6日時点では5日の回は終了しており、これから予定を立てるなら18日の会場を確認することになる。

11月4日付の追加案内では、イープラスの一般販売は11月15日18時まで。残席がある場合の劇場販売は11月17日0時からとされている。これは販売予定の説明で、現在の残席を保証するものではない。会場と購入方法は最新の案内を確認しておきたい。

もう一つ、ライブ気分で出かける前に見たいのが鑑賞ルール。スタンディングを認める会場として案内されているのは、新宿バルト9、ミッドランドスクエア シネマ、T・ジョイ梅田の3館だ。全館で立ってよいわけではない。

約110分、142分、24トラック。この三つは別の物差し

まず、映像を見たいのか、音源を聴きたいのかで分けると分かりやすい。日本盤の発売案内と商品ページにある内容を、用途別に並べた。

  • 映画館:大きなスクリーンで一度の上映を楽しむ。日本の上映案内は約110分・20曲。音響は5.1ch、映像は2D・4K(一部2K上映)とされている。すべての会場がAtmosや4Kという意味ではない。
  • デラックス盤:長い映像を手元に残す。UICY-80818は2CDにBlu-ray、296ページのブックレットを組み合わせた日本盤。Blu-rayは142分の拡張版で、Dolby Atmos音声を収録する。日本発売日は11月20日。4K UHD Blu-rayという商品表記ではない。
  • 通常の2CD:ライブ音源を聴く。UICY-16547/8も11月20日発売だが、こちらはCD2枚の音源商品で、映像ディスクは付かない。

公表尺を引き算すると、拡張版は劇場版よりおよそ32分長い。ただし、劇場版は「約110分」なので秒単位の差ではない。これだけで「32分ぶん、丸ごと何曲追加」とまでは言えない。

さらにCDの「24 TRACKS」にはイントロやDJセットも含まれる。「劇場は20曲、CDは24トラックだから4曲カット」と計算すると、曲と区切りの数を混ぜてしまう。この記事では、映画から省かれた曲名や完全な差分曲目は断定しない。

つまり、映画館を選ぶ理由は収録時間の最大化ではなく、大画面と会場の音響で一回の上映に向き合えること。142分を繰り返し見たい人はBlu-ray付きかどうかを確認し、音源が目的なら2CDを選ぶ。この順番なら、同じ『ライヴ・イン・メキシコシティ』という名前につられて買い違えにくい。Atmosを目当てにする場合も、ディスクの収録仕様と、自宅の再生機器・音響環境は別に確認が必要だ。

思い出が戻った人、映像の揺れが気になった人

海外の上映後スレッドには、同じ映画でも注目するところの違う感想があった。以下は実在する二人の個人的な感想の要約で、観客全体の評価ではない。

XxLockdownZxXさんの投稿では、父親と3年間ライブに行った記憶がよみがえり、涙が出たと語られている。ここで心を動かしているのは、映像の細かな仕様より、自分のライブ体験とのつながりだ。個人の思い出として紹介し、その体験自体をこちらで独立確認したわけではない。

一方、realMates1さんは映画を楽しんだとしつつ、音が整いすぎているように感じたことや、カメラの揺れが多い点を挙げている。「楽しめた」と「撮り方が気になった」は両立する感想だ。音の印象についての主観で、制作時の処理内容を確認した話ではない。

この違いは、これから見る人の期待の置き方にも役立つ。思い出の公演をたどりたいのか、演奏や舞台全体をじっくり観察したいのか。ライブ映画は会場の記録であると同時に、監督が選んだ画角と切り替えで見る作品でもある。炎の大きさだけでなく、自分が何を見届けたいかを考えて選ぶと、この一夜の楽しみ方もはっきりする。

出典・確認した範囲

上映日程・会場ルールはユニバーサル ミュージックの9月28日発表と11月4日追記、収録形態は同社の発売案内と日本盤商品ページを2026年11月6日に確認。反応はリンク先の個別投稿を要約した。編集部による映画本編の鑑賞評ではなく、公開仕様と個人の感想を分けて比較した記事です。

上の写真は2019年7月6日、英国Stadium MKでのライブを写した資料写真で、今回の2022年メキシコ公演や映画の場面写真ではありません。映像は日本公式ページ掲載の予告編です。

公式発表と個別反応の出典 →
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