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新しい作品はしんどい。でも、何度も見た作品なら見られる。「心の常備薬」という投稿が話題に

新作映画やアニメを見たい気持ちはあるのに、今日は始める元気がない。それでも、何度も読んだ本や見慣れた作品なら手が伸びる。そんな娯楽との付き合い方を、中村朝さんが「心の常備薬」にたとえた投稿に、実際の体験が集まっている。

本を読む場面の資料写真(2014年)。投稿者・返信者・アンケート対象者を写したものではありません。

写真:Teemu Perhiö / Wikimedia Finland「Reading Book」(2014年資料写真) / CC BY-SA 2.0(縮小・余白調整・WebP化)

19日8時11分の投稿で中村さんは、うつ病や過労などで娯楽を見られなくなった人についてアンケートを取っていると説明。「既に知ってる物」は見られることが多いと感じた結果を紹介し、実家のような安心感のある本や映像作品を、その比喩で表現した。

20日14時台の原投稿確認では、表示数は約535万、いいねは約6.5万。これらは確認時点の表示で、読者全体の意見を示す調査数ではない。アンケートの人数・募集方法・診断の有無を確認した方法などは、この投稿からは分からない。

投稿の要旨(編集部)中村朝さんが、自身のアンケートについて、なじみのある書籍や映像作品を「心の常備薬」にたとえた投稿。調査の人数・方法や診断の確認方法は不明です。

投稿の要旨(編集部)中村朝さんが、自身のアンケートについて、なじみのある書籍や映像作品を「心の常備薬」にたとえた投稿。調査の人数・方法や診断の確認方法は不明です。

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中村朝さん個人のアンケートについての投稿です。調査方法等は不明で、医療効果が確立したという意味ではありません。 出典:原投稿 ↗

「同じものしか見られない」と悲観しなくても

中村さんはその後、同じものしか見られないのかと受け止める引用があることにも言及。心地よいものを繰り返し楽しみ、元気が出たら新しいものへ向かう形でもよい、という自身の考えを追記している。新作に手が出ないことを、好きな作品との付き合いが終わった話にしなくてもいい、という受け止め方だ。

投稿の要旨(編集部)本人の追記。同じ作品しか見られないと悲観する必要はない、という考えを述べています。

投稿の要旨(編集部)本人の追記。同じ作品しか見られないと悲観する必要はない、という考えを述べています。

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新作は万全な日に。いつもの作品は日常に

返信ではニッキさんが、疲れがたまっているときは新作の映画・アニメ・小説に手が出ず、感情が揺さぶられそうな物語を避ける一方、旅や食のドキュメンタリー、エッセイなどは比較的楽しめる、と自身の体験を記している。

投稿の要旨(編集部)疲れがたまると新作の物語は避け、旅や食のドキュメンタリーやエッセイなら比較的楽しめる、という個人の体験。

投稿の要旨(編集部)疲れがたまると新作の物語は避け、旅や食のドキュメンタリーやエッセイなら比較的楽しめる、という個人の体験。

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引用したざいまるさんは、新作映画は体調などが整ったときに見て、普段はすでに見た好きな映画を繰り返しているという。どちらも個人の体験だが、「作品が好き」と「いつでも新作を楽しめる」は必ずしも同じではない、という話として読める。

投稿の要旨(編集部)新作映画は体調などが整ったときに見て、普段はすでに見た好きな映画を繰り返す、という個人の体験。

投稿の要旨(編集部)新作映画は体調などが整ったときに見て、普段はすでに見た好きな映画を繰り返す、という個人の体験。

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なお、原投稿の引用先が触れる「回想法」と、好きな作品の再視聴は同一ではない。Cochraneの2018年レビューは、認知症のある人を対象とする回想法の試験を検討したもので、方法や実施場所によって結果も異なる。今回の投稿や返信から、再視聴に治療・予防効果があるとは言えない。「常備薬」は中村さんが安心感を表すために使った比喩として受け取りたい。

今日の一本を探すとき、新着欄だけでなく「もう知っている好きな作品」へ戻る選択肢もある。新しい楽しみを増やす日と、なじみの楽しみを味わう日。それぞれのペースがあってよさそうだ。

出典:中村朝さんの原投稿、本人の追記、本文掲載の返信・引用、Cochrane。

読み返す本の一例

編集部が関連商品として選んだ文学作品『星の王子さま』。好みやペースに合わせて読む選択肢として紹介します。投稿者や返信者がこの本を推薦したという意味ではありません。

公式情報と出典 →
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