営業外なのに主役級。コーエーテクモ、中間純利益予想が90億円→180億円
ゲーム会社の業績で、また運用が存在感を見せた。コーエーテクモHDが10月19日、中間純利益の予想を90億円から180億円へ引き上げた。これにXでは「そろそろ本業にすべきでは」とのツッコミが。ただし、今回好調なのは運用だけではない。

写真:Aimaimyi「Koei Tecmo headquarters -01.jpg」(2011年資料写真) / CC BY-SA 3.0(縮小・余白調整・WebP化)
てとらんさんは20日朝、ライブドアニュースの投稿を引用し、株式運用を「営業外」にするのをやめて本業にすべきでは、と投稿した。会計上の名称と、目立つ稼ぎぶりのギャップを突いた一言だ。
投稿の要旨(編集部)20日8:17、株式運用を営業外と呼ぶことにツッコミを入れた実在の投稿。会計区分が変更されたというニュースではありません。
投稿の要旨(編集部)20日8:17、株式運用を営業外と呼ぶことにツッコミを入れた実在の投稿。会計区分が変更されたというニュースではありません。
Xで原投稿を読む
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Xで原投稿を読む ↗まず「倍増」の比較相手を確認しておく。公式発表は、2027年3月期の中間期(2026年4〜9月)の業績予想修正。90億円は4月に公表した従来予想で、前年の実績ではない。決算発表の予定日は10月26日だ。
倍増したのは中間純利益の予想
| 項目 | 従来予想 | 修正予想 |
|---|---|---|
| 売上高 | 340億円 | 370億円 |
| 営業利益 | 70億円 | 115億円 |
| 経常利益 | 120億円 | 250億円 |
| 中間純利益 | 90億円 | 180億円 |
中間純利益は親会社株主に帰属する利益。10月19日の公式業績予想修正より。
会社は、大型タイトルやバックカタログの販売が好調だったとして、売上高と営業利益を上方修正。金融市場を見ながら運用し、営業外収支も計画を上回る見込みだと説明している。
経常利益250億円と営業利益115億円の差は、計算上135億円。営業外の差引額が営業利益を上回る規模で、「営業外なのに目立つ」と言いたくなる数字ではある。ただし、この135億円は株の売却益だけを示す数字ではない。今回の修正資料に、運用益の細かな内訳は載っていない。
返信には「まぁ、でも本業も立派に稼いでるから」という指摘も。営業利益予想も115億円へ引き上げられており、ゲームの稼ぎを脇役扱いするのも早い。別の返信では「営業内にした途端おかしくなるのが世の常だから…(謎)」と、名称変更にまで冗談が続いていた。
投稿の要旨(編集部)運用だけでなく、本業も稼いでいると指摘する返信。
投稿の要旨(編集部)運用だけでなく、本業も稼いでいると指摘する返信。
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Xで原投稿を読む ↗投稿の要旨(編集部)営業内にした途端おかしくなるのでは、という冗談。運用成績の予測や制度変更の説明ではありません。
投稿の要旨(編集部)営業内にした途端おかしくなるのでは、という冗談。運用成績の予測や制度変更の説明ではありません。
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Xで原投稿を読む ↗なお、今回の資料では通期予想は据え置き。話題の数字は中間期の予想修正であり、年間利益が倍になったという発表でもない。「営業外」の看板からはみ出す存在感は確かでも、数字の見出しまで拡大解釈しないでおきたい。
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同社のゲーム作品の一例です。今回の上方修正への寄与作品と特定したものではありません。
